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今回紹介するのは2024年2月に発売されたショットナビのEXCEEDS(エクシーズ)です!
ショットナビ EXCEEDSの商品を
- 本体基本スペック→40点満点
- 本体機能→30点満点
- アプリ連携機能→10点満点
- コスパ→20点満点
合計100点満点での評価とインフィニティタッチをおすすめできるゴルファーをお伝えします。
先に簡潔に答えを言ってしまいます!
今回ショットナビ EXCEEDSの点数は…
78点です!
本体スペック | 30/40点 |
本体機能 | 27/30点 |
他デバイス連携 | 6/10点 |
コストパフォーマンス | 15/20点 |
2024年8月の時点でショットナビのハイエンドモデルになっています!
そしてEXCEEDSをおすすめできるゴルファーは
実際どうしてこのような評価になったのか深掘りしていきます。
ショットナビ EXCEEDSの本体性能評価
まずはGPS精度や防水性、バッテリー性能など本体のスペックに対する評価をしていきます。
GPSタイプのゴルフ距離計を選ぶ際に高低差機能やコースレイアウト機能など機能面に目が行きがちですが、使いやすさや長く使えるかというところはこの本体スペックが非常に重要になります。
本体スペックは合計40点満点で項目ごとに点数つけしていきます♪
そしてEXCEEDSの本体性能の点数は30/40点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
EXCEEDSのGPS性能
点数9/10
- 多くの衛星を捕捉できたほうがGPS性能は安定する
- みちびきL1S補足で日本のゴルフ場なら距離精度3y前後になるので推奨
- 海外ゴルフが多いゴルファーはガリレオ、グロナス捕捉で精度が上がる
- マルチバンド対応もしくはアンテナ感度が高いとGPS捕捉が速く、安定する
みちびき捕捉 | 可能 | 可能で加点1 |
みちびきL1S補足 | 可能 | 可能で加点3 |
ガリレオ捕捉 | 可能 | 可能で加点1 |
グロナス捕捉 | 可能 | 可能で加点1 |
マルチバンド対応 | 可能 | 可能で加点1 |
アンテナ感度 | 普通 | 低い→加点1 普通→加点2 高い→加点3 |
EXCEEDSはガリレオとグロナスを受信し、マルチバンド対応機種なのでゴルフ場検知が速く、距離精度も安定して高いです。
アンテナの精度はそこまで高くなさそうなので、ラウンド中挙動がおかしくなる時がたまにありますが、すぐ戻ることが多いです。
EXCEEDSの防水性能
点数7/8
- 基本的にはIPX4以上の性能は持っておきたい
- 雨天使用ならIPX7以上を推奨
引用:ソフトバンク
EXCEEDSの防水等級はIPX7相当
メーカー表記がIPX7の生活防水となっているので軽い雨であれば使用可能です。
このくらいの防水性能があれば及第点です。
※防水性能はあくまで性能です。防水性を保証するものではなく、浸水による故障の保障を100%するものではありません。
EXCEEDSのバッテリー性能
点数3/6
- 1~2年ほど使用でスペックが半分近く減少する場合が多い
- スペックが半減しても1ラウンド持つ3点以上が推奨
1点 | ~6時間 | 低い |
2点 | 7時間~9時間 | 低め |
3点 | 9時間~10時間 | 普通 |
4点 | 11時間~12時間 | 高め |
5点 | 13時間~15時間 | 高い |
6点 | 16時間以上 | 非常に高い |
EXCEEDSのゴルフ測定モードのバッテリー可動時間は約9時間です。
新品購入時で2ラウンド分、1~2年使用でバッテリー劣化を考えても1ラウンド使えることが多いです。
スペックとしては及第点といったところです。
3年以上の使用すると1ラウンドギリギリか持たないという報告を多く聞きます。
※修理サポート期間中はバッテリー交換修理が受けられます。
EXCEEDSのディスプレイ
点数3/5
- 5点のAMOLED(有機EL)の性能が非常に高い
- 3点の反射型カラー液晶以上のスペック推奨
1点 | モノクロ液晶 | 視認性が低い |
2点 | カラー液晶 | 視認性が低め |
3点 | 反射型カラー液晶 | 屋外での視認性が高め |
4点 | フルカラーLCD | 視認性が高め |
5点 | AMOLED(有機EL) | 視認性が非常に高い |
EXCEEDSは反射型カラー液晶を採用しています。
室外で光量が多い環境で見やすい液晶なのでゴルフには適した液晶といえます。
逆に室内や雨の日など周りの光量が少ないときは見えにくいのでバックライトを使用します。
EXCEEDSの操作タイプ
点数3/3
- 価格は上がってしまうがタッチパネルタイプのほうが圧倒的に操作がしやすい
- シンプルに操作したいなら音声タイプが最強
1点 | ボタン操作 | 操作が多くなり複雑になりがち |
2点 | タッチパネル(低感度) | タッチパネルで操作が直感的でしやすいが反応が少し遅くストレスを感じる |
3点 | タッチパネル(高感度) | タッチパネルで操作が直感的でしやすくサクサク動作する |
3点 | 音声タイプ | ボタンワンプッシュで音声で残り距離を知らせるタイプ |
EXCEEDSの操作タイプはタッチパネルを採用しています。
タッチパネルも比較的サクサク動きます♪
EXCEEDSの重量
点数2/5
- 重量はサイズと比例することが多いので重い=悪いとは言えない
- 正直69g以下であれば重量感は気にならないことが多い
- 男性は69g以下、女性は59g以下推奨
1点 | 70g以上 | 重たい |
2点 | 60~69g | 重ため |
3点 | 50~59g | 一般的な重量 |
4点 | 40~49g | 軽い |
5点 | 39g以下 | 超軽量 |
EXCEEDSの重量は60gです。
女性は若干違和感ある重量かもしれません。
EXCEEDSのディスプレイサイズ
ちなみに今回はサイズに関しては点数化しておりません。
理由はサイズ感の良し悪しはユーザーによって違うからです。
ただ選びかたのコツとしては
- コースレイアウト機能を使う方
- タッチパネルタイプを使用する方
上記のゴルファーは大きく視認性がよく、タッチパネル操作がしやすくなるため、大型ディスプレイのモデルをお勧めします。
そして
- 残りの距離を数字のみでシンプルに表示させたい
- 軽量タイプを使いたい
- 腕に距離計をつけてのスイングに違和感がる
こういうゴルファーはディスプレイサイズが小さめのモデルがおススメになります。
そしてEXCEEDSのディスプレイサイズは 1.4インチです
これは業界最大級のサイズで見やすくタッチパネルの操作もしやすいですが、女性には少し大きいと感じるかもしれないサイズ感です。
EXCEEDSのその他特記性能
点数3/3
EXCEEDSのその他特記性能は
- 充電端子がUSBTypeC
- 高級感あるセラミックベゼル
- 専用ケース付き
充電端子がUSBTypeCなので互換性が高く使いやすいです。
またベゼルにはセラミック素材を採用しており、耐久性のアップと高級感を演出しています。
そして専用のポーチがつくので普段はインフィニティタッチを収納、インフィニティタッチ使用時は愛用の時計をケースに入れて保管できます。
特に専用ケースがつくのがありがたい。距離計をそのままキャディバッグに入れておくのは抵抗あったので…
ショットナビ EXCEEDSの本体機能評価
ここからは実際にラウンドで使う機能の性能評価をしていきます。
そしてEXCEEDSの本体性能の点数は27/30点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
EXCEEDSの基本機能数
点数18/20
EXCEEDSで使用できる主要な機能は以下のとおり
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | コースレイアウト 2 | 〇 | グリーン表示 1 |
〇 | コースレイアウト拡大 1 | 〇 | グリーン回転 1 |
〇 | 高低差加味 1 | 〇 | グリーン起伏表示 1 |
〇 | スコアリアルタイム表示 1 | 〇 | 天候表示 1 |
✖ | 気圧加味表示 1 | 〇 | グリーン方向表示 1 |
✖ | 風速・風向表示 1 | 〇 | ハザード距離表示 1 |
〇 | オートショット 1 | 〇 | 距離シンプル表示 2 |
〇 | パット距離表示 1 | 〇 | 3点間距離表示 1 |
〇 | スイングテンポ計測 1 | 〇 | ピン位置設定 1 |
グリーン起伏やスロープ→、グリーン回転表示機能、グリーン方向表示などグリーンに特化した機能性となっています!
機能数は上記のとおりで、EXCEEDSで特に使う機能を紹介します。
EXCEEDSの基本画面
こちらがEXCEEDSの基本メイン画面。
Shotnavi
ほぼオールインワン画面となっており
- グリーンフロント
- ハザード距離3つ
- レイアップ距離
- グリーン方向
- 同心円
- 現在位置
- 飛距離
- スコア
などが表示されています。
に近くのハザード情報3つを表示してくれるのは助かります。
難点は画面が小さいので少しゴチャゴチャしてしまうところです。あとピクセルも低いのでザラザラ感があります。
おそらく本当のメイン画面はシンプルビューだと思うのですが、ティグラウンドでこの画面が出てくるのでここではハザードビューをメイン画面としています。
こちらでは
- グリーンバック
- グリーンセンター
- グリーンフロント
- グリーン方向
- 同心円
- 現在地
- 前回ショット飛距離
- ショット数
などが表示されますが、基本的にはシンプルにグリーンまでの距離を見る画面となっております。
この画面で出るグリーン方向表示はドッグレッグ時にかなり重宝します
Shotnavi
こちらのグリーンビューでは
- グリーン形状
- グリーン縦横幅
- グリーン起伏
- 傾斜矢印
- ピン位置・グリーンフロントまでの距離(アプローチショット時)
- パッティング距離(パット時にピン設定位置までの距離を表示)
を表示します。
※上図のピンアイコンタッチでピン位置調整、ボールアイコンタッチでパット距離をシュミレーションできます。
またグリーンは現在位置から実際に見える方向になるよう回転します。(グリーンディレクション機能)
Shotnavi
EXCEEDSの画面切替
EXCEEDSは基本的にはほとんど操作せずに使用できますが、機能が豊富でそれを使いこなそうとすると、かなり複雑な操作を必要とします。
マニュアル読んでも全然わからなかった💦
なので、主要で使いそうな機能だけ画面切替方法を独自で表にしました!
基本的にはハザードビュー⇔シンプルビュー⇔グリーンビューの画面切替とたまに3点間距離表示を行うくらいだと思います。
EXCEEDSの特殊機能・利便性
EXCEEDSの特殊な機能や利便性を評価していきます。
点数9/10
- メイン画面自動切替機能 2点
- フェアウェイナビ機能 4点
- グリーン傾斜矢印表示 1点
- テンプアジャスト 1点
- 国内ゴルフ場100%対応2,000y以上のコース)、全世界6万コース対応 1点
オートビューチェンジ機能 2点
Shotnavi
コースの現在位置に合わせて適切な基本ビューを自動で表示切替してくれます。
自分の意図しない画面に切り替わっても上下のスワイプで簡単に修正可能です。
この機能のお陰でほとんど操作不要になってます!
フェアウェイナビ機能
Shotnavi
フェアウェイナビ機能はショットナビが特許を持つ特殊機能です。
上図のように直接グリーンを狙えない場合でレイアップする場合、向いている方向のフェアウェイ中心までの距離とそこからグリーンまでの距離を3点間距離表示する機能です。
図のようなシチュエーション以外でも林の中からのリカバリーショットなどでも有効に活用できます。
着地地点からグリーンまでの距離を得意距離残したい場合この機能を重宝します。
通常の3点間距離と違うのは向いている方向でポジションを決めるので、タッチパネルで設定するより正確にポジション設定ができる点です。
またフェアウェイナビ機能使用時はエイミング機能も使えて正しい方向でアドレスをとることも可能です。
それぞれの距離を合計したリアルディスタンスが出せますがそのデータを活用することはあまりないです。
この機能はショットナビの特許技術なのでショットナビでしか使えない機能です!
テンプアジャスト
Shotnavi
テンプアジャストは高低差を加味した実際に打つべき距離に天気(気温)も加味した実際に打つべき距離を表示する機能です。
確かに冬だと寒くて飛距離がでないですもんね。
※テンプアジャスト機能はショットナビ
グリーン傾斜矢印表示
Shotnavi
ショットナビではスロープディレクションと呼んでいる機能。
グリーンの起伏をヒートマップで表示する以外に、矢印で傾斜情報の捕捉をします。
矢印があるおかげで、直感的にグリーンの起伏がわかります。
国内ゴルフ場100%対応2,000y以上のコース)、全世界6万コース対応
Shotnavi
国内の2,000y以上のゴルフコースは100%対応、日本含む海外コースは6万コース以上と多くのゴルフ場に対応しています。
国内のゴルフ場ならほぼ全コースグリーンアンジュレーションも対応しています。
EXCEEDSのアプリ連携機能
GPS距離計のほとんどの機種はラウンドデータなどアプリで共有したり、データ更新を行うことができます。
アプリ連携で使える機能や利便性を評価していきます。
そしてEXCEEDSのアプリ性能の点数は6/10点です!
アプリ連携機能数
点数6/8点
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | Bluetooth連携 1 | 〇 | スコアカード作成 1 |
〇 | コースショットデータ 1 | ✖ | ショットデータ 1 |
〇 | ピン位置情報設定 1 | 〇 | 歩数計測 1 |
✖ | 心拍計測 1 | 〇 | データ更新 1 |
以前はショットナビのアプリかなり使いにくかったのですが、最近リニューアルされて大分つかいやすくなりました♪
特殊機能・利便性
点数0/2
上記以外の特殊機能や特に利便性の高い機能を紹介。
- 特殊機能・利便性なし
ショットナビ EXCEEDSのコスパ
点数15/20
EXCEEDSのメーカー販売価格は税込みで59,950円です。
コスパの点数はコスパ値を基に点数つけをしています。
本体価格÷(本体性能点+機能数点+連携点数)=コスパ値
コスパ値 | 点数 |
---|---|
2001以上 | 1点 |
1501~2000 | 3点 |
1351~1500 | 5点 |
1001~1350 | 10点 |
1000~801 | 15点 |
800以下 | 20点 |
EXCEEDSのコスパ値は951でしたので15点でした。
流石ショットナビのハイエンドモデルだけあってかなりの多機能ですが、バッテリー性能や重量などの性能面の点数が低いことに対し価格が59,950円と少し高めの設定でした。
コスパは少し低いですが、セラミックベゼルなど見た目にもこだわっているので致し方ない部分もあります。
ショットナビ EXCEEDSをおすすめできるゴルファー
合計点数78/100点
ショットナビのフラッグシップモデルで圧倒的な機能と高級感あるデザインに仕上がっています!
付属品で収納ケースがつくのもうれしいです!
是非購入を検討してみてください♪
EXCEEDSの詳しいスペックや使用方法は公式サイトの製品マニュアルをご覧ください。
もう少し予算を出せるという方はボイスキャディのT‐ULTRAがオススメ!
本日はここまで!最後までご覧いただきありがとうございました♪