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大手ゴルフ量販店でゴルフ用品販売歴15年、ゴルフ距離計販売500個以上の実績があるあまがみが、商品のメリット、デメリットを伝え、その人にっとって本当に買うべき商品かどうかの目安にしていただけば幸いです。
今回紹介するのは2024年に発売されたGREENON(グリーンオン)のGS501です!
GREENON(グリーンオン)のGS501の商品を
- 本体基本スペック→40点満点
- 本体機能→30点満点
- アプリ連携機能→10点満点
- コスパ→20点満点
合計100点満点での評価とGS501をおすすめできるゴルファーをお伝えします。
先に簡潔に答えを言ってしまいます!
今回グリーンオンGS501の点数は…
75点です!
本体スペック | 30/40点 |
本体機能 | 18/30点 |
他デバイス連携 | 7/10点 |
コストパフォーマンス | 20/20点 |
主要メーカーではじめて有機ELタッチディスプレイ採用で4万円以下で仕上げたコスパモデルです!
そしてGS501をおすすめできるゴルファーは
実際どうしてこのような評価になったのか深掘りしていきます。
GS501の本体性能評価(合計40点満点)
まずはGPS精度や防水性、バッテリー性能など本体のスペックに対する評価をしていきます。
GPSタイプのゴルフ距離計を選ぶ際に高低差機能やコースレイアウト機能など機能面に目が行きがちですが、使いやすさや長く使えるかというところはこの本体スペックが非常に重要になります。
本体スペックは合計40点満点で項目ごとに点数つけしていきます♪
そしてGS501の本体性能の点数は30/40点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
GS501のGPS性能
点数6/10
- 多くの衛星を捕捉できたほうがGPS性能は安定する
- みちびきL1S補足で日本のゴルフ場なら距離精度3y前後になるので推奨
- 海外ゴルフが多いゴルファーはガリレオ、グロナス捕捉で精度が上がる
- マルチバンド対応もしくはアンテナ感度が高いとGPS捕捉が速く、安定する
みちびき捕捉 | 可能 | 可能で加点1 |
みちびきL1S補足 | 可能 | 可能で加点3 |
ガリレオ捕捉 | 不可 | 可能で加点1 |
グロナス捕捉 | 不可 | 可能で加点1 |
マルチバンド対応 | 不可 | 可能で加点1 |
アンテナ感度 | 普通 | 低い→加点1 普通→加点2 高い→加点3 |
GS501はガリレオとグロナスを受信せず、アンテナ性能も普通ということで、ゴルフ場検知に時間がかかります。
あくまで最初のゴルフ場検知に時間がかかるだけなので、ゴルフ場についたらすぐに本体のゴルフモードを起動しておくことでストレスなく使用はできます。
ティーグラウンドに行ってから起動だと時間がかかり数ホール使えませんでした💦
GS501の防水性能
点数8/8
- 基本的にはIPX4以上の性能は持っておきたい
- 雨天使用ならIPX7以上を推奨
引用:ソフトバンク
GS501の防水等級はIPX8相当以上
メーカー表記が5気圧防水なので水深50mに相当する圧力に対応しており他社と比較しても圧倒的な防水性を誇ります。
高い防水性で人気のガーミンのS70と同等程度の防水性を誇ります!
GS501のバッテリー性能
点数3/6
- 1~2年ほど使用でスペックが半分近く減少する場合が多い
- スペックが半減しても1ラウンド持つ3点以上が推奨
1点 | ~6時間 | 低い |
2点 | 7時間~9時間 | 低め |
3点 | 9時間~10時間 | 普通 |
4点 | 11時間~12時間 | 高め |
5点 | 13時間~15時間 | 高い |
6点 | 16時間以上 | 非常に高い |
GS501のゴルフ測定モードのバッテリー可動時間は約10時間です。
新品購入時で2ラウンド分、1~2年使用でバッテリー劣化を考えても1ラウンド使えます。
スペックとしては及第点といったところですが、バッテリーを消耗しやすい有機ELディスプレイ採用で2桁の稼働時間を確保しているのは企業努力が伺えます。
基本的にラウンド前にフル充電しておく必要があります。
GS501のディスプレイ
点数5/5
- 5点のAMOLED(有機EL)の性能が非常に高い
- 3点の反射型カラー液晶以上のスペック推奨
1点 | モノクロ液晶 | 視認性が低い |
2点 | カラー液晶 | 視認性が低め |
3点 | 反射型カラー液晶 | 屋外での視認性が高め |
4点 | フルカラーLCD | 視認性が高め |
5点 | AMOLED(有機EL) | 視認性が非常に高い |
GS501はAMOLED(有機EL)ディスプレーを採用しています。
室外、室内問わず明るく見やすいディスプレイです。
2024年現在では最もハイクオリティなディスプレイです。
GS501の操作タイプ
点数3/3
- 価格は上がってしまうがタッチパネルタイプのほうが圧倒的に操作がしやすい
- シンプルに操作したいなら音声タイプが最強
1点 | ボタン操作 | 操作が多くなり複雑になりがち |
2点 | タッチパネル(低感度) | タッチパネルで操作が直感的でしやすいが反応が少し遅くストレスを感じる |
3点 | タッチパネル(高感度) | タッチパネルで操作が直感的でしやすくサクサク動作する |
3点 | 音声タイプ | ボタンワンプッシュで音声で残り距離を知らせるタイプ |
GS501の操作タイプはタッチパネルを採用しています。
タッチパネルの感度も良くサクサク進みます!
GS501の重量
点数4/5
- 重量はサイズと比例することが多いので重い=悪いとは言えない
- 正直69g以下であれば重量感は気にならないことが多い
- 男性は69g以下、女性は59g以下推奨
1点 | 70g以上 | 重たい |
2点 | 60~69g | 重ため |
3点 | 50~59g | 一般的な重量 |
4点 | 40~49g | 軽い |
5点 | 39g以下 | 超軽量 |
GS501の重量は42gです。
男性でも女性でも軽いと思える軽量モデルです。
今回は47mmで評価しているので点数は3点
GS501のディスプレイサイズ
ちなみに今回はサイズに関しては点数化しておりません。
理由はサイズ感の良し悪しはユーザーによって違うからです。
ただ選びかたのコツとしては
- コースレイアウト機能を使う方
- タッチパネルタイプを使用する方
上記のゴルファーは大きく視認性がよく、タッチパネル操作がしやすくなるため、大型ディスプレイのモデルをお勧めします。
そして
- 残りの距離を数字のみでシンプルに表示させたい
- 軽量タイプを使いたい
- 腕に距離計をつけてのスイングに違和感がる
こういうゴルファーはディスプレイサイズが小さめのモデルがおススメになります。
そしてGS501は画面サイズは1.78インチです
タッチパネルタイプでは珍しいスクエア型のディスプレイになります
スクエアタイプなのでサイズはコンパクトですが画面の文字などは大きく見えます!
GS501のその他特記機能
点数1/3
GS501のそのた特記機能は
- インサート式ベルトで通気性とフィット感が抜群
グリーンオン
ベルトの先端が余ってスイング時に邪魔にならならず穴がたくさんあるデザインは通気性もよく、ムレたり、ズレたりしにくいです♪
GS501の本体機能評価
ここからは実際にラウンドで使う機能の性能評価をしていきます。
そしてGS501の本体性能の点数は18/30点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
GS501の基本機能数
点数13/20
GS501で使用できる主要な機能は以下のとおり
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | コースレイアウト 2 | 〇 | グリーン表示 1 |
〇 | コースレイアウト拡大 1 | 〇 | グリーン回転 1 |
〇 | 高低差加味 1 | 〇 | グリーン起伏表示 1 |
〇 | スコアリアルタイム表示 1 | ✖ | 天候表示 1 |
✖ | 気圧加味表示 1 | 〇 | グリーン方向表示 1 |
✖ | 風速・風向表示 1 | 〇 | ハザード距離表示 1 |
〇 | オートショット 1 | 〇 | 距離シンプル表示 2 |
✖ | パット距離表示 1 | ✖ | 3点間距離表示 1 |
✖ | スイングテンポ計測 1 | ✖ | ピン位置設定 1 |
グリーン起伏やグリーン回転表示機能、グリーン方向表示などグリーンに特化した機能性となっています!
機能数は上記のとおりで、GS501で特に使う機能を紹介します。
GS501の基本画面
こちらがアプローチS70の基本画面。
ほぼオールインワン画面となっており
- グリーンバック
- グリーンセンター
- グリーンフロント
- グリーン方向
- 現在位置
- 飛距離
- スコア
などが表示されています。
特にグリーン方向をオールインワン画面で表示できる機種は少ないので重宝します。
簡単・シンプルに使うならこの画面だけ見ていればOKです♪
GS501の画面切替
グリーンオン
画面切替は基本画面から上下左右のスワイプで行います。
- 上→グリーン
- 下→拡大コースレイアウト(同心円、ハザード情報)
- 左→ハザード距離
- 右→スコア
慣れるまでは移動する際に迷子になりますが慣れれば直感的に操作できます。
拡大のコースレイアウトはスワイプで上下することができます。
この画面で表示される同心円はアプリで番手別の距離を自身の距離に変更できます。
グリーンアンジュレーション機能
GS501はグリーンレイアウト表示はもちろんグリーンアンジュレーション(グリーン起伏表示)機能が搭載されています。
グリーンを表示する際は現在位置から実際に見える位置になるようグリーンが回転する機能が備わっているので直感的に戦略を立てることができます。
グリーンだけではなく、周りのバンカーも一緒に表示されるのもポイントです!
GS501の特殊機能・利便性
GS501のの特殊な機能や利便性を評価していきます。
点数5/10
- OBライン表示 3点
- みちびき災厄通知の表示 2点
OBライン表示 3点
赤で囲ったオレンジのラインがOBラインでどこの位置に白杭があるか表示してくれます。
ありそうでなかった機能!
みちびき災厄通知の表示
グリーンオン
GPSキャディモード中にみちびき衛星から送信される緊急地震速報や津波速報を受信すると、みちびき災危通報を振動して表示します。
ゴルフも大事ですが自身の身を守ることはもっと大事ですからこの機能は重要ですね。
GS501のアプリ連携機能
GPS距離計のほとんどの機種はラウンドデータなどアプリで共有したり、データ更新を行うことができます。
アプリ連携で使える機能や利便性を評価していきます。
そしてGS501のアプリ性能の点数は7/10点です!
アプリ連携機能数
点数5/8点
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | Bluetooth連携 1 | 〇 | スコアカード作成 1 |
〇 | コースショットデータ 1 | ✖ | ショットデータ 1 |
〇 | ピン位置情報設定 1 | ✖ | 歩数計測 1 |
✖ | 心拍計測 1 | 〇 | データ更新 1 |
自動ピン位置設定は2024年8月1日現在で全国で10コースのみ。今後増えていくことに期待です!
特殊機能・利便性
点数2/2
上記以外の特殊機能や特に利便性の高い機能を紹介。
- 簡単データ更新 1点
- クラブ別飛距離設定 1点
簡単データ更新
ファームデータ、コースデータ共にグリーンオンのアプリ内で更新可能で、個人的には更新作業は他ブランドに比べるとかなり簡単だと感じています。
ここでつまずく人も多いのでここの作業を簡素化してくれるのは非常にありがたい♪
クラブ別飛距離設定
アプリ内でクラブ別の飛距離設定をしておくとウォッチ上の同心円が自身の距離にカスタマイズされ使うべきクラブを選びやすくなります。
ガーミンのバーチャルキャディに近い機能を付加することができます!
GS501のコスパ
点数20/20
GS501のメーカー販売価格は税込みで39,600円です。
コスパの点数はコスパ値を基に点数つけをしています。
本体価格÷(本体性能点+機能数点+連携点数)=コスパ値
コスパ値 | 点数 |
---|---|
2001以上 | 1点 |
1501~2000 | 3点 |
1351~1500 | 5点 |
1001~1350 | 10点 |
1000~801 | 15点 |
800以下 | 20点 |
グリーンオンGS501のコスパ値は720でしたので20点でした。
日本で発売されている主要メーカーで有機ELタッチディスプレイで4万円を切る商品は2024年8月時点ではこのGS501のみです!
その他にも防水性が高く、そこそこ多機能なのでラウンド自体はこの製品で物足りなさを感じることは少ないと思います!
GS501をおすすめできるゴルファー
合計点数75/100点
4万円以下で有機ELタッチディスプレイで防水性が高いモデルで機能も充実しています。
見やすさ、操作の簡単さとコスパを重視するならこのモデル!
是非購入を検討してみてください♪
GS501の詳しいスペックや使用方法は公式サイトのマニュアルをご覧ください。
もう少し予算を出せるという方はボイスキャディのT‐ULTRAがオススメ!
本日はここまで!最後までご覧いただきありがとうございました♪