このサイトではゴルフ用品でも高額で選びかたが難しいゴルフ距離計を失敗せず、自分に合った商品を探すお手伝いをするサイトです。
大手ゴルフ量販店でゴルフ用品販売歴15年、ゴルフ距離計販売500個以上の実績があるあまがみが、商品のメリット、デメリットを伝え、その人にっとって本当に買うべき商品かどうかの目安にしていただけば幸いです。
今回紹介するのは2022年9月に発売されたボイスキャディのTL1です!(以下TL1)
今回こちらの商品をメーカーのご厚意でレンタルさせていただいたので
ボイスキャディTL1の商品を
- 本体基本スペック→50点満点
- 本体機能→15点満点
- アプリ連携機能→5点満点
- コスパ→30点満点
合計100点満点での評価とボイスキャディTL1をおすすめできるゴルファーをお伝えします。
先に簡潔に答えを言ってしまいます!
今回ボイスキャディTL1の点数は…
70点です!
本体スペック | 40/50点 |
本体機能 | 10/15点 |
アプリ連携機能 | 0/5点 |
コストパフォーマンス | 20/30点 |
ツアーでも使えるスペックとコスパが魅力の商品です!
そしてTL1をおすすめできるゴルファーは
実際どうしてこのような評価になったのか深掘りしていきます。
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ボイスキャディTL1の本体性能評価
まずはレーザータイプの距離計の精度や防水性、バッテリー性能など本体のスペックに対する評価をしていきます。
レーザータイプのゴルフ距離計はこの本体性能が使いやすさに直結するので非常に重要の項目になります。
腕時計型GPSタイプと違い実際に取り出して操作をする必要があるので本体スペックは本当に重要です!
そしてTL1の本体性能の点数は40/50点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
TL1の測定スピード
点数10/10
- レーザータイプの距離計の購入を検討する際に最も重要なスペック
- 測定スピードが速いほど測定がしやすくなる。
- 測定距離が長くなるほど測定スピードの影響が大きくなる。
- 推奨は8点以上で0.3秒以内のスピード。
- 5点以下の0.6秒以上は測定にストレスを感じる場合が多い。
測定スピード | 点数 | 測定スピード | 点数 |
---|---|---|---|
0.1秒以内 | 10点 | 0.2秒 | 9点 |
0.3秒 | 8点 | 0.4秒 | 7点 |
0.5秒 | 6点 | 0.6秒 | 5点 |
0.7秒 | 4点 | 0.8秒 | 3点 |
0.9秒 | 2点 | 1秒以上 | 1点 |
TL1の測定スピードは0.1秒以下で10点になります。
業界最速クラスの測定スピードです!
TL1の最大測定距離
点数8/10
- 測定スピードと合わせて非常に重要なスペック
- 文字通り最大でどれくらいの距離まで計測できるかの数値
- 測定の安定性や精度を求める場合、計測できるのは最大測定距離の半分程度になるので500yまで計測したい場合は最大測定距離は1,000yを選ぶとよい。
- 推奨は6点の800y以上でレーザータイプのメリットを堪能できる。
- 最近はほとんどないが、2点以下の商品は選ばないのが無難。
最大測定距離 | 点数 | 主な用途 |
---|---|---|
1,200y以上 | 10点 | 超ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
1,000~1,199y | 8点 | ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
800~999y | 6点 | 前のカート位置までの計測 |
600~799y | 4点 | ドライバーショット時のハザード等の距離確認 |
400~599y | 2点 | FW、UTショット時のピン位置までの確認 |
399y以下 | 1点 | アイアン、ウェッジショット時のピン位置までの確認 |
の最大測定距離は5~1,000yです。
通常のゴルフでの使用であればまず困らないスペックです!
これくらいの高スペックだと400y以内の計測は抜群に安定します!
TL1の防水性能
点数7/8
- 基本的にはIPX4以上の性能は持っておきたい
- 雨天使用ならIPX7以上を推奨
点数 | IPコード | 保護の内容(定義) | ゴルフでの使用例 |
---|---|---|---|
0 | IPX0 | 保護されていない | 雨天使用不可 |
1 | IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
2 | IPX2 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
3 | IPX3 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない | 霧雨程度の使用可能 |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴水流による有害な影響がない | 軽い雨天で使用可能 |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴水流による有害な影響がない | 雨天使用可能 |
7 | IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、一時的水没耐性 |
8 | IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、継続的水没耐性 |
TL1の防水等級はIPX7相当です。
雨天使用推奨スペックで水溜りなどに落ちしてしまっても、すぐに拾えば問題ない性能を持っています。
メーカーの公式サイトでも完全防水と記載されています。
これくらいの性能があれば安心ですね♪
TL1のバッテリータイプ・性能
点数1/2
- GPSタイプと違いバッテリーはどのタイプでも長寿命で1シーズンで数回交換・充電する程度。
- どちらかというと充電式のほうが便利でコスパが良い
電源 | 規格 | 点数 |
---|---|---|
充電式 | USB TYPEC | 2点 |
電池式 | CR2電池 1個使用 | 1点 |
TL1のバッテリータイプは電池式です。
電池式は交換ごとに600円程度の出費になってしまうことでコスパがよくないので若干の減点なります。
電池のストックを常備していれば充電式と使い勝手はほとんど変わりません。
TL1のディスプレイタイプ(文字表示)
点数8/10
- 3点の赤色OLEDから格段に明るく見やすくなる。
- 推奨は3点の赤色OLED以上ですが日中の晴れ、薄曇りしかしない人はここのスペックを落とすことでコスパを重視できる。
- 自動調光機能があると非常に便利。
表示カラー
表示カラー | 点数 | 使用環境 |
---|---|---|
黒色LCD表示 | 1点 | 晴れの日の日中〇 |
赤色LCD表示 | 2点 | 薄曇り〇 |
赤色OLED表示 | 3点 | 雨天、夕暮れ〇 |
赤色&緑色OLED表示 | 4点 | 雨天、夕暮れ◎ |
TL1は赤/緑OLED表示を採用しています。
抜群の明るさと発色でかなり見やすいです!
調光機能
調光機能 | 点数 |
---|---|
自動調光 | 2点 |
手動調光 | 1点 |
調光機能なし | 0点 |
TL1は自動調光を採用しています。
環境に応じて自動で明るさを調整してくれます。
一応手動で明るさを調整することも可能です!
距離表示単位
調光機能 | 点数 |
---|---|
0.1y単位 | 2点 |
1y単位 | 1点 |
TL1の距離表示単位は1y単位で表示します。
基本1y単位の表示で十分ですね♪
距離精度
調光機能 | 点数 |
---|---|
±0.5y程度 | 2点 |
±1y程度 | 1点 |
±3y程度 | 0点 |
TL1の距離表示誤差は±1y程度です。
距離精度自体はかなり高いはずですが、距離表示が1y単位なので誤差は±1yとなります。
TL1の重量
点数3/5
- 基本的に軽ければ軽いほど良い
- 男性は350g以下、女性は250g以下なら重たく感じない方が多い
- このサイトでは200g以下を軽量モデルと定義しております。
点数 | 重量 | 基準 |
---|---|---|
1点 | 301g以上 | 重ため |
2点 | 251~300g | 一般的な重量 |
3点 | 201~250g | 軽め |
4点 | 151~200g | 軽量 |
5点 | 150以下 | 超軽量 |
TL1の重量は201gです。
軽量で持ち運びにストレスを感じにくいです。
計測時も軽量のほうが腕が疲れにくいです。
TL1のサイズ
点数1/3
- 基本機に小型のほうが持ち運びやすく操作もしやすい。
- 小さいと紛失しやすいと考えるゴルファーもいる。
サイズ | 点数 | 基準 |
---|---|---|
大型 | 1点 | 基本的に専用ポーチにて携帯 |
中型 | 2点 | ポケットには入るがタイトなパンツやスカートなどでは違和感を感じる |
小型 | 3点 | ポケットに入れても違和感を感じない |
TL1のサイズは約39.7mm x 70mm x 108.6mmで大型に分類されます
使用感として大きいという感じはあまりないですが、ポケットにスッと入るサイズ感ではないので大型と分類します。
専用ポーチに収納したり、マグネット機能を利用してカートにくっつけたりすると便利です。
TL1のその他特記機能
点数2/2
のそのた特記機能は以下のとおり。
- 専用ポーチ付き
- 専用シリコンラバー付き
専用ポーチは人工皮革っぽい生地で、そこまで硬くないので衝撃などからはあまり守ってくれなさそうな印象。
ただし、本体に直接取り付ける専用シリコンカバーが付属しており、これを装着することで、グリップ力が向上し衝撃などからも守ってくれます!
シリコンケースが付属品で付くのはありがたいですね!
ボイスキャディ TL1の本体機能評価
ここからは実際にラウンドで使う機能の性能評価をしていきます。
そしての本体性能の点数は10/15点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
TL1の機能数
点数8/12
で使用できる主要な機能は以下のとおり
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | 高低差加味表示 2 | 〇 | 高低差表示通知機能 2 |
✖ | 連続測定機能 1 | 〇 | ピン捕捉機能 1 |
✖ | 3点間距離表示機能 1 | ✖ | 音声測定機能 1 |
〇 | 高低差ワンタッチ切替 1 | 〇 | 振動通知機能 1 |
〇 | マグネット内蔵 1 | ✖ | 手ブレ補正機能 1 |
連続測定機能が使えないのが少し残念💦
機能数は上記のとおりで、で特に使う機能を紹介します。
TL1の基本機能
TL1の計測方法は大きく2種類。
- 通常測定
- ピントレーサー測定
こちらの2種類の計測にそれぞれスロープモードをオン・オフできます。
通常測定
- レンズ中心のターゲットに測定したい場所を合わせ電源ボタンを短押しする
出典:ボイスキャディ
電源ボタンボタン短押しで表示される、一番シンプルな測定方法。
レンズ中央のポインターに標準を合わせた場所までの距離を計測します。
基本的にはこの機能を使います。
ピントレーサー
出典:ボイスキャディ
- 電源ボタン長押しながらピン周囲を動かしながら計測。
- 移動しながら一番手前にあった標的をピンと認識し測定。
- ピンを認識した場合は振動とレンズとレンズ外周が発行することで通知する
通常の測定でピンを捕捉しにくいときに使うモード
ピンを捕捉したときに振動でお知らせしてくれます。
この機能と測定スピード0.1秒のスペックがあれば基本手ブレ補正機能がなくても問題なくピンの測定ができます!
。
スロープモード
- 本体側面にあるスロープボタンのスライド位置で機能が変わる
- オレンジ色がトーナメントモード(スロープ機能OFF)でシルバー色がスロープモードオンです。
本体側面のボタンをスライドすることで高低差を加味した実際に打つべき距離を表示することができます。
トーナメントモード起動時、どこかが発光するわけではないですが、一応周りには判るような使用になっています。
競技ゴルフでもこの機能があれば安心ですね♪
TL1の特殊機能・優位性
TL1の特殊な機能や利便性や優位性を評価していきます。
点数2/5
- 国内女子ツアーでもっとも使われている距離計測器 2点
人気の国内女子ツアーでの使用率70%はスゴイ信頼感ですよね!
ボイスキャディTL1のアプリ連携機能
そしてのアプリ性能の点数は0/5点です!
近年のレーザーゴルフ距離計はアプリと連携して様々な機能を付加できる機種がありますが、
にはアプリと連携する機能は備わっていません。
レーザー距離計はシンプルに距離を正確に計測するのが主なのでにアプリ連携を求めるゴルファーは少ないです。
アプリ連携有無
点数0/2点
Bluetooth連携 | 点数 |
---|---|
〇 | 2 |
✖ | 0 |
アプリ連携で使える機能
点数0/3点
アプリ連携で使える機能を機能を紹介。
- なし
ボイスキャディTL1のコスパ
点数20/30
のメーカー販売価格は税込みで48,400円です。
コスパの点数はコスパ値を基に点数つけをしています。
本体価格÷(本体性能点+機能数点+連携点数)=コスパ値
コスパ値 | 点数 |
---|---|
2501以上 | 1点 |
2500~2201 | 3点 |
2200~1801 | 5点 |
1800~1501 | 10点 |
1500~1201 | 15点 |
1200~901 | 20点 |
900~651 | 25点 |
650以下 | 30点 |
TL1のコスパ値は968でしたので20点でした。
女子ツアーでも多く使われている機種にも関わらず、そこそこコスパよく手に入るのはありがたいですね!
米ツアーで最も使用されているレーザー距離計はコスパ度外視の商品が多いですからね💦
ボイスキャディTL1をおすすめできるゴルファー
合計点数70/100点
防水性が高くツアーでも使用する信頼性を求める方で予算5万円以内に収めたい方にはうってつけのモデルになります。
女子ツアー使用率70%の製品が5万円以内の価格設定はかなり高コスパといえると思います!
是非購入を検討してみてください♪
ボイスキャディ日本公式代理店で安心購入
本日はここまで!最後までご覧いただきありがとうございました♪