このサイトではゴルフ用品でも高額で選びかたが難しいゴルフ距離計を失敗せず、自分に合った商品を探すお手伝いをするサイトです。
大手ゴルフ量販店でゴルフ用品販売歴15年、ゴルフ距離計販売500個以上の実績があるあまがみが、商品のメリット、デメリットを伝え、その人にっとって本当に買うべき商品かどうかの目安にしていただけば幸いです。
今回紹介するのは2023年10月にショットナビから発売されたvoicelaser GR Leoです!(以下GR Leo)
GRLeoの商品を
- 本体基本スペック→50点満点
- 本体機能→15点満点
- アプリ連携機能→5点満点
- コスパ→30点満点
合計100点満点での評価とGRLeoをおすすめできるゴルファーをお伝えします。
先に簡潔に答えを言ってしまいます!
今回ショットナビ voicelaser GRLeoの点数は…
76点です!
項目 | 点数 |
---|---|
本体スペック | 41/50点 |
本体機能 | 11/15点 |
アプリ連携機能 | 4/5点 |
コストパフォーマンス | 20/30点 |
ショットナビのハイエンドモデルのレーザー距離計です!
そしてGRLeoをおすすめできるゴルファーは
実際どうしてこのような評価になったのか深掘りしていきます。
ショットナビ voicelaser GRLeoの本体性能評価
まずはレーザータイプの距離計の精度や防水性、バッテリー性能など本体のスペックに対する評価をしていきます。
レーザータイプのゴルフ距離計はこの本体性能が使いやすさに直結するので非常に重要の項目になります。
腕時計型GPSタイプと違い実際に取り出して操作をする必要があるので本体スペックは本当に重要です!
そしてGRLeoの本体性能の
点数は41/50点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
GRLeoの測定スピード
点数10/10
- レーザータイプの距離計の購入を検討する際に最も重要なスペック
- 測定スピードが速いほど測定がしやすくなる。
- 測定距離が長くなるほど測定スピードの影響が大きくなる。
- 推奨は8点以上で0.3秒以内のスピード。
- 5点以下の0.6秒以上は測定にストレスを感じる場合が多い。
測定スピード | 点数 | 測定スピード | 点数 |
---|---|---|---|
0.1秒以内 | 10点 | 0.2秒 | 9点 |
0.3秒 | 8点 | 0.4秒 | 7点 |
0.5秒 | 6点 | 0.6秒 | 5点 |
0.7秒 | 4点 | 0.8秒 | 3点 |
0.9秒 | 2点 | 1秒以上 | 1点 |
GRLeoの測定スピードは0.1秒以下で10点になります。
超速測定でストレスない測定が可能です!
GRLeoの最大測定距離
点数8/10
- 測定スピードと合わせて非常に重要なスペック
- 文字通り最大でどれくらいの距離まで計測できるかの数値
- 測定の安定性や精度を求める場合、計測できるのは最大測定距離の半分程度になるので500yまで計測したい場合は最大測定距離は1,000yを選ぶとよい。
- 推奨は6点の800y以上でレーザータイプのメリットを堪能できる。
- 最近はほとんどないが、2点以下の商品は選ばないのが無難。
最大測定距離 | 点数 | 主な用途 |
---|---|---|
1,200y以上 | 10点 | 超ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
1,000~1,199y | 8点 | ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
800~999y | 6点 | 前のカート位置までの計測 |
600~799y | 4点 | ドライバーショット時のハザード等の距離確認 |
400~599y | 2点 | FW、UTショット時のピン位置までの確認 |
399y以下 | 1点 | アイアン、ウェッジショット時のピン位置までの確認 |
GRLeoの最大測定距離は5~1,000yです。
通常のゴルフでの使用であればまず困らないスペックです!
10y~計測可能の機種が多いですが、5y~計測というのも地味に便利。!
GRLeoの防水性能
点数4/8
- 基本的にはIPX4以上の性能は持っておきたい
- 雨天使用ならIPX7以上を推奨
点数 | IPコード | 保護の内容(定義) | ゴルフでの使用例 |
---|---|---|---|
0 | IPX0 | 保護されていない | 雨天使用不可 |
1 | IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
2 | IPX2 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
3 | IPX3 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない | 霧雨程度の使用可能 |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴水流による有害な影響がない | 軽い雨天で使用可能 |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴水流による有害な影響がない | 雨天使用可能 |
7 | IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、一時的水没耐性 |
8 | IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、継続的水没耐性 |
GRLeoの防水等級はIPX4相当です。
霧雨程度なら継続使用できるレベルの防水性能です。
ショットナビのハイエンドモデルなのでここはIPX7くらいの防水性能は欲しかった💦
GRLeoのバッテリータイプ・性能
点数2/2
- GPSタイプと違いバッテリーはどのタイプでも長寿命で1シーズンで数回交換・充電する程度。
- どちらかというと充電式のほうが便利でコスパが良い
電源 | 規格 | 点数 |
---|---|---|
充電式 | USB TYPEC | 2点 |
電池式 | CR2電池 1個使用 | 1点 |
GRLeoのバッテリータイプは充電式です。
電池のストックを持っていく必要がないですし、USB TYPECなので接続の互換性も高いです。
1度のフル充電で約16,000回の計測が行えます!
GRLeoのディスプレイタイプ(文字表示)
点数8/10
- 3点の赤色OLEDから格段に明るく見やすくなる。
- 推奨は3点の赤色OLED以上ですが日中の晴れ、薄曇りしかしない人はここのスペックを落とすことでコスパを重視できる。
- 自動調光機能があると非常に便利。
表示カラー
表示カラー | 点数 | 使用環境 |
---|---|---|
黒色LCD表示 | 1点 | 晴れの日の日中〇 |
赤色LCD表示 | 2点 | 薄曇り〇 |
赤色OLED表示 | 3点 | 雨天、夕暮れ〇 |
赤色&緑色OLED表示 | 4点 | 雨天、夕暮れ◎ |
GRLeoは赤色&緑色OLED表示を採用しています。
かなり明るく見やすい液晶です!
調光機能
調光機能 | 点数 |
---|---|
自動調光 | 2点 |
手動調光 | 1点 |
調光機能なし | 0点 |
GRLeoは自動調光を採用しています。
自動で環境に応じ、明るさを調整してくれます。
手動でも4段階でお好みの明るさに調整可能です♪
距離表示単位
調光機能 | 点数 |
---|---|
0.1y単位 | 2点 |
1y単位 | 1点 |
GRLeoの距離表示単位は1y単位で表示します。
1y単位計測でも特段困ることはないです!
距離精度
調光機能 | 点数 |
---|---|
0.5y程度 | 2点 |
1y程度 | 1点 |
3y程度 | 0点 |
GRLeoの距離表示誤差はは±1y程度です。
コチラも1y前後の誤差なら特段困ることはないです♪
GRLeoの重量
点数5/5
- 基本的に軽ければ軽いほど良い
- 男性は350g以下、女性は250g以下なら重たく感じない方が多い
- このサイトでは200g以下を軽量モデルと定義しております。
点数 | 重量 | 体感 |
---|---|---|
1点 | 301g以上 | 重ため |
2点 | 251~300g | 一般的な重量 |
3点 | 201~250g | 軽め |
4点 | 151~200g | 軽量 |
5点 | 150以下 | 超軽量 |
GRLeoの重量は138gです。
超軽量で持ち運びも全くストレスがありません。
女性でも楽々使用できます。
GRLeoのサイズ
点数3/3
- 基本機に小型のほうが持ち運びやすく操作もしやすい。
- 小さいと紛失しやすいと考えるゴルファーもいる。
サイズ | 点数 | 基準 |
---|---|---|
大型 | 1点 | 基本的に専用ポーチにて携帯 |
中型 | 2点 | ポケットには入るがタイトなパンツやスカートなどでは違和感を感じる |
小型 | 3点 | ポケットに入れても違和感を感じない |
GRLeoのサイズは98.4 × 57.7 × 34mmで小型に分類されます
GRLeoほどコンパクトではないですが、ポケットにスッポリ入り違和感もあまり感じないサイズ感に仕上がっています。
掌に置いてもスッポリ収まるサイズ感です!
GRLeoの便利な付属品
点数1/2
GRLeoのそのた特記機能は以下のとおり。
- 専用ポーチ付き
ショットナビ voicelaser GRLeoの本体機能評価
ここからは実際にラウンドで使う機能の性能評価をしていきます。
そしての本体性能の点数は11/15点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
GRLeoの機能数
点数10/12
GRLeoで使用できる主要な機能は以下のとおり
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | 高低差加味表示 2 | 〇 | 高低差表示通知機能 2 |
〇 | 連続測定機能 1 | 〇 | ピン捕捉機能 1 |
〇 | 3点間距離表示機能 1 | 〇 | 音声測定機能 1 |
〇 | 高低差ワンタッチ切替 1 | 〇 | 振動通知機能 1 |
✖ | マグネット内蔵 1 | ✖ | 手ブレ補正機能 1 |
ほぼすべての機能が使える機種です!
機能数は上記のとおりで、で特に使う機能を紹介します。
GRLeoの基本機能
GRLeoの計測方法は大きく3種類。
- ポイント計測
- ピンシーク機能
- スキャン計測
- 音声計測
- 3D計測
こちらの3種類の計測にそれぞれスロープモードをオン・オフできます。
ポイント計測
- 電源の入れ、中心の標準に合わせてボタン短押し
ファインダーの中心に合わせた目標物までの距離を計測します。
出典:ショットナビ
電源ボタンボタン短押しで表示される、一番シンプルな測定方法。
レンズ中央のポインターに標準を合わせた場所までの距離を計測します。
基本的にはこの機能を使います。
ピンシーク計測
- 電源を入れまずピンの奥にある対象物(木など)をボタン長押しで計測(緑色のピンフラッグマーク出現)
- 暫定の距離が表示されたら、ピンフラッグが照準の 中心になるようにゆっくり動かします
- 照準がピンフラッグに合うと、振動とともに計測が完了しピン位置までの距離を計測します(赤色ピンフラッグマーク出現)
出典:ショットナビ
通常の測定でピンを捕捉しにくいときに使うモード
後方の距離より10y以上手前にあるものを測定したときにその場所(このシチュエーションの場合はピン)の距離をロックして表示します。(時間制限10秒)
ピンを捕捉したときに振動でお知らせしてくれます。
ピンシーク機能は本体が振動したらピン位置を計測できた合図になります!
。
スキャン計測
- 電源を入れ、ボタン短押しを素早く2回行う
- 10秒間連続して距離を測定する
出典:ショットナビ
一度の測定で複数個所計測したい場合に使う機能。
この機能でもピン計測しやすいのでお勧めです。
スキャン計測中に測定ボタンを押すことでこの機能をキャンセルさせることができます。
3D計測
出典:ショットナビ
3D計測はボールの位置にいなくてもボール位置からピンまでの距離を計測できる機能です。
- 電源を入れ、モードボタン短押しして3Dモードに切り替える
- ボールに標準を合わせ電源(計測)ボタンを短押しする。
- ピンに標準を合わせ電源ボタンを長押しする
音声計測
音声を認識してボタンを押さず測定することができます。
ボタン押下による手ブレを気にせず測定ができます。
音声認識の感度も悪くないし、多少訛りがあっても反応します♪
音声 | 計測 |
---|---|
ポイントまでの距離 | ポイント計測 |
ピンまで測定orピンまでの距離 | ピンシーク測定 |
測定開始orスキャン計測 | スキャン計測 |
スリーディ計測orスリーディ開始 | 3D計測 |
高低差機能OFFモード
- モード切替ボタンを3秒以上長押しする
- 高低差機能OFFモードになると側面のLEDランプが点灯します。
競技ゴルフでもこの機能があれば安心ですね♪
GRLeoの特殊機能・優位性
GRLeoの特殊な機能や利便性を評価していきます。
※スペック面からの優位性もこちらで含めます。
点数1/3
- フル充電で16,000回使用できる大容量バッテリー 1点
これだけ大容量のバッテリーがあれば数年使用を前提に購入できますね♪
ショットナビ voicelaser GRLeoのアプリ連携機能
そしてのアプリ性能の点数は4/5点です!
近年のレーザーゴルフ距離計はアプリと連携して様々な機能を付加できる機種がありますが、
GRLeoにはアプリと連携する機能は備わっています。
アプリ連携を使うことでもっと便利に距離計を使用できます。
GRLeoのアプリ連携有無
点数2/2点
Bluetooth連携 | 点数 |
---|---|
〇 | 2 |
✖ | 0 |
GRLeoがアプリ連携で使える機能
点数2/3点
アプリ連携で使える機能を機能を紹介。
- 風向・風向き、気温・天気・雷注意報などの気象情報表示 2点
- 計測履歴確認 加点なし
- リモコン計測機能 加点なし
風向・風向きを表示することで、ショットの精度を向上させる可能性があります。
また、降水確率や雷注意報など身の危険を察知することも可能になります。
計測履歴やリモコン計測はあまり実用性がなさそうなので加点なしにしました。
ただBluetooth連携機能があることで、今後バージョンアップなどして機能が追加される可能性があるので、注目の機能になります!
ショットナビ voicelaser GRLeoのコスパ
点数20/30
GRLeoのメーカー販売価格は税込みで55,000円です。
コスパの点数はコスパ値を基に点数つけをしています。
本体価格÷(本体性能点+機能数点+連携点数)=コスパ値
コスパ値 | 点数 |
---|---|
2501以上 | 1点 |
2500~2201 | 3点 |
2200~1801 | 5点 |
1800~1501 | 10点 |
1500~1201 | 15点 |
1200~901 | 20点 |
900~651 | 25点 |
650以下 | 30点 |
GRLeoのコスパ値は982でしたので20点でした。
ショットナビのハイエンドモデルで高スペック、多機能でありながら価格を6万円以下に抑えてくるのはさすがです!
どのメーカーもハイエンドモデルはサイズ感が大きめになるのですが、ショットナビはコンパクトさや軽量性も維持しているのがすごいところ
ショットナビ voicelaser GRLeoをおすすめできるゴルファー
合計点数76/100点
項目 | 点数 |
---|---|
本体スペック | 41/50点 |
本体機能 | 11/15点 |
アプリ連携機能 | 4/5点 |
コストパフォーマンス | 20/30点 |
防水性以外はほぼ弱点のないモデルです!
予算6万円あるなら最有力候補でしょう!
是非購入を検討してみてください♪
本日はここまで!最後までご覧いただきありがとうございました♪