このサイトではゴルフ用品でも高額で選びかたが難しいゴルフ距離計を失敗せず、自分に合った商品を探すお手伝いをするサイトです。
大手ゴルフ量販店でゴルフ用品販売歴15年、ゴルフ距離計販売500個以上の実績があるあまがみが、商品のメリット、デメリットを伝え、その人にっとって本当に買うべき商品かどうかの目安にしていただけば幸いです。
今回紹介するのは2025年6月30日に発売されたショットナビの
レーザースナイパーRAYS+(レイズプラス)です!





数年前に発売されたRAYSの後継モデル!性能はアップして価格は前作よりも下がっています!
レーザースナイパーRAYS+の商品を
- 本体スペック→50点満点
- 本体機能→15点満点
- アプリ連携機能→5点満点
- コスパ→30点満点
合計100点満点での評価とRAYS+をおすすめできるゴルファーをお伝えします。



先に簡潔に答えを言ってしまいます!
今回レーザースナイパーRAYS+の点数は…
81点です!
本体スペック | 42/50点 |
本体機能 | 9/15点 |
アプリ連携機能 | 0/5点 |
コストパフォーマンス | 30/30点 |



このサイトはコストパフォーマンスに重視を置いているので低価格帯でもそれに見合う性能・機能があれば高得点が出ます!
そしてRAYS+をおすすめできるゴルファーは
実際どうしてこのような評価になったのか深掘りしていきます。


ショットナビ レーザースナイパーRAYS+の本体性能評価
まずはレーザータイプの距離計の精度や防水性、バッテリー性能など本体のスペックに対する評価をしていきます。
レーザータイプのゴルフ距離計はこの本体性能が使いやすさに直結するので非常に重要の項目になります。



腕時計型GPSタイプと違い実際に取り出して操作をする必要があるので本体スペックは本当に重要です!
そしてレーザースナイパーRAYS+の本体性能の点数は42/50点です!



以下各項目ごとに深掘りしていきます。
レーザースナイパーRAYS+の測定スピード


点数10/10
- レーザータイプの距離計の購入を検討する際に最も重要なスペック
- 測定スピードが速いほど測定がしやすくなる。
- 測定距離が長くなるほど測定スピードの影響が大きくなる。
- 推奨は8点以上で0.3秒以内のスピード。
- 5点以下の0.6秒以上は測定にストレスを感じる場合が多い。
測定スピード | 点数 | 測定スピード | 点数 |
---|---|---|---|
0.1秒以内 | 10点 | 0.2秒 | 9点 |
0.3秒 | 8点 | 0.4秒 | 7点 |
0.5秒 | 6点 | 0.6秒 | 5点 |
0.7秒 | 4点 | 0.8秒 | 3点 |
0.9秒 | 2点 | 1秒以上 | 1点 |
レーザースナイパーRAYS+の測定スピードは驚愕の0.05秒!
正直0.1秒でも0.05秒でも違いは判らない気もしますがレーザー距離計もここまで進化しました!



ハイエンドモデルのGRLeoPROは0.01秒ですが多分体感での違いはほぼないと思います!
レーザースナイパーRAYS+の最大測定距離


点数10/10
- 測定スピードと合わせて非常に重要なスペック
- 文字通り最大でどれくらいの距離まで計測できるかの数値
- 測定の安定性や精度を求める場合、計測できるのは最大測定距離の半分程度になるので500yまで計測したい場合は最大測定距離は1,000yを選ぶとよい。
- 推奨は6点の800y以上でレーザータイプのメリットを堪能できる。
- 最近はほとんどないが、2点以下の商品は選ばないのが無難。
最大測定距離 | 点数 | 主な用途 |
---|---|---|
1,200y以上 | 10点 | 超ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
1,000~1,199y | 8点 | ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
800~999y | 6点 | 前のカート位置までの計測 |
600~799y | 4点 | ドライバーショット時のハザード等の距離確認 |
400~599y | 2点 | FW、UTショット時のピン位置までの確認 |
399y以下 | 1点 | アイアン、ウェッジショット時のピン位置までの確認 |
レーザースナイパーRAYS+の最大測定距離は3.3~1,640yです。



GRLeoPROが約1,000yなのでここはRAYS+がハイエンドモデルより優っている点です!
また測定最小値が3.3y~とかなり短い距離も計測可能です。
レーザースナイパーRAYS+の防水性能


点数4/8
- 基本的にはIPX4以上の性能は持っておきたい
- 雨天使用ならIPX7以上を推奨
点数 | IPコード | 保護の内容(定義) | ゴルフでの使用例 |
---|---|---|---|
0 | IPX0 | 保護されていない | 雨天使用不可 |
1 | IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
2 | IPX2 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
3 | IPX3 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない | 霧雨程度の使用可能 |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴水流による有害な影響がない | 軽い雨天で使用可能 |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴水流による有害な影響がない | 雨天使用可能 |
7 | IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、一時的水没耐性 |
8 | IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、継続的水没耐性 |
レーザースナイパーRAYS+の防水等級はIPX4相当です。
霧雨程度なら使用できるスペックになっています。



雨天での継続的な仕様はおすすめできません。
レーザースナイパーRAYS+のバッテリータイプ・性能


点数2/2
- GPSタイプと違いバッテリーはどのタイプでも長寿命で1シーズンで数回交換・充電する程度。
- どちらかというと充電式のほうが便利でコスパが良い
電源 | 規格 | 点数 |
---|---|---|
充電式 | USB TYPEC | 2点 |
電池式 | CR2電池 1個使用 | 1点 |
レーザースナイパーRAYS+のバッテリータイプは充電式です。
USB TYPECの端子で互換性も高く便利です。
フル充電で約39,000回使用できます。
未使用時の放電を加味しても年間で2回くらい充電しておけばOKです!



GRLeoPROがフル充電で16,000回使用可能なのでこちらでもハイエンドモデルを凌ぐ性能です!
レーザースナイパーRAYS+のディスプレイタイプ(文字表示)


点数5/10
- 3点の赤色OLEDから格段に明るく見やすくなる。
- 推奨は3点の赤色OLED以上ですが日中の晴れ、薄曇りしかしない人はここのスペックを落とすことでコスパを重視できる。
- 自動調光機能があると非常に便利。
表示カラー
表示カラー | 点数 | 使用環境 |
---|---|---|
黒色LCD表示 | 1点 | 晴れの日の日中〇 |
赤色LCD表示 | 2点 | 薄曇り〇 |
赤色OLED表示 | 3点 | 雨天、夕暮れ〇 |
赤色&緑色OLED表示 | 4点 | 雨天、夕暮れ◎ |
レーザースナイパーRAYS+は黒色LCD表示を採用しています。



晴れた日の日中でしたら十分なスペックです!
調光機能
調光機能 | 点数 |
---|---|
自動調光 | 2点 |
手動調光 | 1点 |
調光機能なし | 0点 |
レーザースナイパーRAYS+には調光機能はありません。
距離表示単位
調光機能 | 点数 |
---|---|
0.1y単位 | 2点 |
1y単位 | 1点 |
レーザースナイパーRAYS+表示画面の距離表示単位は0.1y単位で表示します。



50y以内のショットだとcmクラスでの精度はほしくなってきますね♪
距離精度
調光機能 | 点数 |
---|---|
±0.5y程度 | 2点 |
±1y程度 | 1点 |
±3y程度 | 0点 |
レーザースナイパーRAYS+の距離表示誤差は0.5y程度です。



アプローチショットではこれくらいの距離精度だと安心できます!
レーザースナイパーRAYS+の重量
点数5/5
- 基本的に軽ければ軽いほど良い
- 男性は350g以下、女性は250g以下なら重たく感じない方が多い
- このサイトでは200g以下を軽量モデルと定義しております
1点 | 301g以上 | 重ため |
2点 | 251~300g | 一般的な重量 |
3点 | 201~250g | 軽め |
4点 | 151~200g | 軽量 |
5点 | 150g以下 | 超軽量 |
レーザースナイパーRAYS+重量は115gです。



非常に軽量で女性でも扱いやすいです!
レーザースナイパーRAYS+のサイズ
点数3/3
- 基本機に小型のほうが持ち運びやすく操作もしやすい。
- 小さいと紛失しやすいと考えるゴルファーもいる。
サイズ | 点数 | 基準 |
---|---|---|
大型 | 1点 | 基本的に専用ポーチにて携帯 |
中型 | 2点 | ポケットには入るがタイトなパンツやスカートなどでは違和感を感じる |
小型 | 3点 | ポケットに入れても違和感を感じない |


レーザースナイパーRAYS+のサイズは92×56×31.5mmで小型に分類されます
業界最小とまではいかないですが、ポケットに入れてもストレスを感じない程度は小型なので使い勝手は非常に良いです。



サイズ感もGRLeoPROより小さいので優秀です。
レーザースナイパーRAYS+のその他特記機能
点数3/2(2点で100点満点の設定)
レーザースナイパーRAYS+のそのた特記機能は以下のとおり。
- 専用ソフトケース付き(1点)
- 測定スピード0.05秒(1点)
- フル充電で39,000回使用可能(1点)
付属するケースはソフトケースとなります。
カラビナ付きで簡単に衣服に取り付けられます。
また測定スピード0.05秒で1点加点
また、フル充電で39,000回充電は非常に高いバッテリー性能なので1点加点とします。



配点オーバーしてますがそれほどスゴイ本体性能です!
ショットナビ レーザースナイパーRAYS+の本体機能評価
ここからは実際にラウンドで使う機能の性能評価をしていきます。
そしてレーザースナイパーRAYS+の本体性能の点数は
9/15点です!



以下各項目ごとに深掘りしていきます。
レーザースナイパーRAYS+の機能数
点数9/12
レーザースナイパーRAYS+で使用できる主要な機能は以下のとおり
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | 高低差加味表示 2 | 〇 | 高低差表示通知機能 1 |
〇 | 連続測定機能 1 | 〇 | ピン捕捉機能 1 |
〇 | 3点間距離表示機能 2 | ✖ | 音声測定機能 1 |
〇 | 高低差任意切替 1 | 〇 | 振動通知機能 1 |
✖ | マグネット内蔵 1 | ✖ | 手ブレ補正機能 1 |



ほぼすべての機能が備わっています!
機能数は上記のとおりで、レーザースナイパーRAYS+で特に使う機能を紹介します。
レーザースナイパーRAYS+の基本機能
レーザースナイパーRAYS+の計測方法は大きく4種類。
- ポイント計測
- ピンシーク機能
- スキャン計測
- 3D計測
こちらの4種類の内、3D計測以外はそれぞれスロープモードをオン・オフできます。


ポイント計測
- 電源の入れ、中心の標準に合わせてボタン短押し
ファインダーの中心に合わせた目標物までの距離を計測します。
出典:ショットナビ
電源ボタンボタン短押しで表示される、一番シンプルな測定方法。
レンズ中央のポインターに標準を合わせた場所までの距離を計測します。



基本的にはこの機能を使います。
ピンシーク計測
- 電源を入れまずピンの奥にある対象物(木など)をボタン長押しで計測(緑色のピンフラッグマーク出現)
- 暫定の距離が表示されたら、ピンフラッグが照準の 中心になるようにゆっくり動かします
- 照準がピンフラッグに合うと、振動とともに計測が完了しピン位置までの距離を計測します(赤色ピンフラッグマーク出現)
出典:ショットナビ
通常の測定でピンを捕捉しにくいときに使うモード
後方の距離より10y以上手前にあるものを測定したときにその場所(このシチュエーションの場合はピン)の距離をロックして表示します。(時間制限10秒)
ピンを捕捉したときに振動でお知らせしてくれます。



ピンシーク機能は本体が振動したらピン位置を計測できた合図になります!
。
スキャン計測
- 電源を入れ、ボタン短押しを素早く2回行う
- 10秒間連続して距離を測定する
出典:ショットナビ
一度の測定で複数個所計測したい場合に使う機能。
この機能でもピン計測しやすいのでお勧めです。



スキャン計測中に測定ボタンを押すことでこの機能をキャンセルさせることができます。
3D計測
出典:ショットナビ
3D計測はボールの位置にいなくてもボール位置からピンまでの距離を計測できる機能です。
- 電源を入れ、モードボタン短押しして3Dモードに切り替える
- ボールに標準を合わせ電源(計測)ボタンを短押しする。
- ピンに標準を合わせ電源ボタンを長押しする
高低差機能OFFモード


- モード切替ボタンを3秒以上長押しする
- 高低差機能OFFモードになると上部のLEDランプが点灯します。



競技ゴルフでもこの機能があれば安心ですね♪
レーザースナイパーRAYS+の特殊機能
レーザースナイパーRAYS+の特殊な機能や利便性を評価していきます。
点数0/3
- 特記事項なし
ショットナビ レーザースナイパーRAYS+のアプリ連携機能
そしてレーザースナイパーRAYS+のアプリ性能の点数は0/5点です!
近年のレーザーゴルフ距離計はアプリと連携して様々な機能を付加できる機種がありますが、
レーザースナイパーRAYS+にはアプリと連携する機能は備わっておりません。



アプリ連携はせずシンプルに本体性能のみで計測するタイプです。
アプリ連携有無
点数0/2点
Bluetooth連携 | 点数 |
---|---|
〇 | 2 |
✖ | 0 |
アプリ連携で使える機能
点数0/3点
アプリ連携で使える機能を機能を紹介。
- 機能なし
ショットナビ レーザースナイパーRAYS+のコスパ
点数30/30
レーザースナイパーRAYS+のメーカー販売価格は税込みで24,200円です。
コスパの点数はコスパ値を基に点数つけをしています。
本体価格÷(本体性能点+機能数点++連携点数)=コスパ値
コスパ値 | 点数 |
---|---|
2501以上 | 1点 |
2500~2201 | 3点 |
2200~1801 | 5点 |
1800~1501 | 10点 |
1500~1201 | 15点 |
1200~901 | 20点 |
900~651 | 25点 |
650以下 | 30点 |
レーザースナイパーRAYS GR PROのコスパ値は474でしたので30点でした。
本体性能は高め、機能は最低限必要な物はそろっている価格は3万円以下で非常に選びやすい商品です。
予算3万円以下ならこのレーザースナイパーRAYS+を購入しておけば基本不満は出ないでしょう。



初心者ゴルファーにはオススメの商品です!
ショットナビレーザースナイパーRAYS+をおすすめできるゴルファー


合計点数81/100点



予算3万円以内ならこの商品は必ず候補に入ってくるでしょう!
本体性能が高めで、低予算で距離計がほしいかたにはおすすめできる製品です!


RAYS+で表示文字が赤/緑のOLED使用のRAYSGR+という商品も税込36,300円で発売されています。


個人的にはこちらの商品は以下の2つの理由であまがみはオススメしてません。
- OLED表示だけで税込36,300円(RAYS+より12,100円高額)はコスパが悪い
- この商品を買うならRAYSGRPROを強くおすすめする。
RAYSシリーズはコストパフォーマンスが売りの商品でRAYSGR+は中途半端な商品と私は感じてます。
こちらの製品に36,300円出すならもう少し予算を上げてRAYSGRPROの購入するほうが、機能に対してのコスパが非常に良いのです。



RAYSGRPROは2025年9月時点で当サイトの最高得点を挙げている製品になります!


興味があれば、是非こちらのレビューもご覧ください。



本日はここまで!最後までご覧いただきありがとうございました♪