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大手ゴルフ量販店でゴルフ用品販売歴15年、ゴルフ距離計販売500個以上の実績があるあまがみが、商品のメリット、デメリットを伝え、その人にっとって本当に買うべき商品かどうかの目安にしていただけば幸いです。
今回紹介するのは202年11月に発売したショットナビの
Beyond Lite Plus(ビヨンドライトプラス)です!
ビヨンドライトプラスの商品を
- 本体基本スペック→40点満点
- 本体機能→30点満点
- アプリ連携機能→10点満点
- コスパ→20点満点
合計100点満点での評価とビヨンドライトプラスのをおすすめできるゴルファーをお伝えします。
先に簡潔に答えを言ってしまいます!
今回ショットナビ Beyond Lite Plus(ビヨンドライトプラス)の点数は…
69点です!
本体スペック | 26/40点 |
本体機能 | 17/30点 |
他デバイス連携 | 6/10点 |
コストパフォーマンス | 20/20点 |
最低限の機能は確保しつつ、機能を絞りシンプル&高コスパを目指した製品です!
そしてビヨンドライトプラスをおすすめできるゴルファーは
実際どうしてこのような評価になったのか深掘りしていきます。
ビヨンドライトプラスの本体性能評価
まずはGPS精度や防水性、バッテリー性能など本体のスペックに対する評価をしていきます。
GPSタイプのゴルフ距離計を選ぶ際に高低差機能やコースレイアウト機能など機能面に目が行きがちですが、使いやすさや長く使えるかというところはこの本体スペックが非常に重要になります。
本体スペックは合計40点満点で項目ごとに点数つけしていきます♪
そしてビヨンドライトプラスの本体性能の点数は26/40点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
ビヨンドライトプラスのGPS性能
点数8/10
- 多くの衛星を捕捉できたほうがGPS性能は安定する
- みちびきL1S補足で日本のゴルフ場なら距離精度3y前後になるので推奨
- 海外ゴルフが多いゴルファーはガリレオ、グロナス捕捉で精度が上がる
- マルチバンド対応もしくはアンテナ感度が高いとGPS捕捉が速く、安定する
みちびき捕捉 | 可能 | 可能で加点1 |
みちびきL1S補足 | 可能 | 可能で加点3 |
ガリレオ捕捉 | 可能 | 可能で加点1 |
グロナス捕捉 | 可能 | 可能で加点1 |
マルチバンド対応 | 不可 | 可能で加点1 |
アンテナ感度 | 普通 | 低い→加点1 普通→加点2 高い→加点3 |
ビヨンドライトプラスは低価格帯ながらGPS、みちびきL1Sの他にグロナスやガリレオも捕捉可能です。
これにより高い安定性と距離精度が期待できます。
アンテナ性能もまずまずで、ゴルフ場検索も極端に遅いこともなく、移動時のタイムラグもストレスを感じることは少ないと思います。
コースによってはコース検索に時間がかかることはあるようです。
ビヨンドライトプラスの防水性能
点数7/8
- 基本的にはIPX4以上の性能は持っておきたい
- 雨天使用ならIPX7以上を推奨
点数 | IPコード | 保護の内容(定義) | ゴルフでの使用例 |
---|---|---|---|
0 | IPX0 | 保護されていない | 雨天使用不可 |
1 | IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
2 | IPX2 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
3 | IPX3 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない | 霧雨程度の使用可能 |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴水流による有害な影響がない | 軽い雨天で使用可能 |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴水流による有害な影響がない | 雨天使用可能 |
7 | IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、一時的水没耐性 |
8 | IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、継続的水没耐性 |
ビヨンドライトプラスの防水等級はIPX7相当です。
この程度の防水性があれば雨天でも安心して使用できますね!
ビヨンドライトプラスのバッテリー性能
点数2/6
- 1~2年ほど使用でスペックが半分近く減少する場合が多い
- スペックが半減しても1ラウンド持つ3点以上が推奨
1点 | ~6時間 | 低い |
2点 | 7時間~8時間 | 低め |
3点 | 9時間~10時間 | 普通 |
4点 | 11時間~12時間 | 高め |
5点 | 13時間~15時間 | 高い |
6点 | 16時間以上 | 非常に高い |
ビヨンドライトプラスのゴルフ測定モードのバッテリー可動時間は約8時間です。
2ラウンドだと不安なバッテリー性能です。
またバッテリーは経年劣化しますので、複数年使用することで、1ラウンドでギリギリ持つくらいのバッテリー性能になることも多いので注意が必要です。
機種によってはバッテリー交換修理できるものだと一般的に3千円前後、基盤交換修理だと1万円以上修理にかかる場合があります。
ビヨンドライトプラスのディスプレイ
点数3/5
- 5点のAMOLED(有機EL)の性能が非常に高い
- 3点の反射型カラー液晶以上のスペック推奨
1点 | モノクロ液晶 | 視認性が低い |
2点 | カラー液晶 | 視認性が低め |
3点 | 反射型カラー液晶 | 屋外での視認性が高め |
4点 | フルカラーLCD 半透過型カラー液晶 | 視認性が高め |
5点 | AMOLED(有機EL) | 視認性が非常に高い |
ビヨンドライトプラスは反射型カラー液晶を採用しています。
周りの光源を利用して表示する反射型カラー液晶を採用しているので基本的にゴルフをしている分には視認性は問題ないと思います。
曇りの日や日没、屋外の使用だと見えにくい場合があると思います。
基本問題ないスペックですが、有機ELディスプレイと比較してしまうと視認性は劣ってしまいます。
ビヨンドライトプラスの操作タイプ
点数1/3
- 価格は上がってしまうがタッチパネルタイプのほうが圧倒的に操作がしやすい
- シンプルに操作したいなら音声タイプが最強
1点 | ボタン操作 | 操作が多くなり複雑になりがち |
2点 | タッチパネル(低感度) | タッチパネルで操作が直感的でしやすいが反応が少し遅くストレスを感じる |
3点 | タッチパネル(高感度) | タッチパネルで操作が直感的でしやすくサクサク動作する |
3点 | 音声タイプ | ボタンワンプッシュで音声で残り距離を知らせるタイプ |
ビヨンドライトプラスの操作タイプはボタン操作タイプを採用しています。
最近の新商品はタッチパネルが多いですがコスパ重視でボタン操作タイプになっているようです。
シンプルにグリーンまでの残り距離を見るだけならボタン操作もほとんどないのでそういう用途ならボタン操作もありです♪
ビヨンドライトプラスの重量
点数4/5
- 重量はサイズと比例することが多いので重い=悪いとは言えない
- 正直69g以下であれば重量感は気にならないことが多い
- 男性は69g以下、女性は59g以下推奨
1点 | 70g以上 | 重たい |
2点 | 60~69g | 重ため |
3点 | 50~59g | 一般的な重量 |
4点 | 40~49g | 軽い |
5点 | 39g以下 | 超軽量 |
の重量は42gです。
軽量で扱いやすいモデルです。
このくらいの重量だとスイング時の違和感はほとんど感じないと思います!
ビヨンドライトプラスのディスプレイサイズ
ちなみに今回はサイズに関しては点数化しておりません。
理由はサイズ感の良し悪しはユーザーによって違うからです。
ただ選びかたのコツとしては
- コースレイアウト機能を使う方
- タッチパネルタイプを使用する方
上記のゴルファーは大きく視認性がよく、タッチパネル操作がしやすくなるため、大型ディスプレイのモデルをお勧めします。
そして
- 残りの距離を数字のみでシンプルに表示させたい
- 軽量タイプを使いたい
- 腕に距離計をつけてのスイングに違和感がる
こういうゴルファーはディスプレイサイズが小さめのモデルがおススメになります。
そしてビヨンドライトプラスの本体サイズは
1.2インチです。
このサイズ感だとタッチパネル操作がしにくいので、逆にボタン操作のほうがよさそう!
ビヨンドライトプラスのその他特記機能
点数1/3
のそのた特記機能は以下のとおり。
- USBTypeC接続端子
充電などで使用する接続端子がUSBTypeCで汎用性が高いのでケーブルの代替がしやすいのはうれしいです。
通常、ゴルフ距離計の接続端子は機種専用端子が多いので純正品の買替が多いです。
ビヨンドライトプラスの本体機能評価
ここからは実際にラウンドで使う機能の性能評価をしていきます。
そしてビヨンドライトプラスの本体性能の点数は17/30点です!
以下各項目ごとに深掘りしていきます。
ビヨンドライトプラスの基本機能
点数11/20
ビヨンドライトプラスで使用できる主要な機能は以下のとおり
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | コースレイアウト 1 | 〇 | グリーン表示 1 |
〇 | コースレイアウト拡大 1 | 〇 | グリーン回転 1 |
〇 | 同心円表示 | 〇 | グリーン起伏表示 1 |
〇 | 高低差加味 1 | ✖ | 天候表示 1 |
〇 | スコアリアルタイム表示 1 | ✖ | 気温加味距離表示 1 |
✖ | 気圧加味距離表示 1 | ✖ | グリーン方向表示 1 |
✖ | 風速・風向表示 1 | 〇 | ハザード距離表示 1 |
〇 | オートショット 1 | 〇 | 距離シンプル表示 1 |
✖ | パット距離表示 1 | ✖ | 3点間距離表示 1 |
✖ | スイングテンポ計測 1 | ✖ | ピン位置設定 1 |
最低限の機能は備わっているという感じ。
機能数は上記のとおりで、ビヨンドライトプラスで特に使う機能を紹介します。
ビヨンドライトプラスの基本画面
こちらがビヨンドライトプラスの基本画面。
- ハザード表示
- シンプル表示
- グリーン表示
この3つの画面をボタン操作で切り替える形になります。
ハザード表示
出典:ショットナビ
おそらくどのゴルファーもこのコースレイアウト画面が一番使う画面だと思います。
- グリーンフロントまでの距離
- 近くにある3つのハザードまでの距離
- コースレイアウト
- 同心円
- 現在位置(方向)
などが表示されています。
ハザードはバンカーや池だけでなく木やドックレッグなども表示するのでかなり便利です!
シンプルビュー
出典:ショットナビ
こちらの画面では
- グリーンバックまでの距離
- グリーンセンターまでの距離
- グリーンフロントまでの距離
- コースレイアウト
- 同心円
- 現在位置(方向)
などが表示されます
個人差もありますが残り120~200yくらいまでの時に使うと便利です。
。
グリーンビュー
出典:ショットナビ
こちらの画面では
- グリーンバックまでの距離
- グリーンセンターまでの距離
- グリーンフロントまでの距離
- グリーンレイアウト
- グリーンヒートマップ(アンジュレーション表示)
などが表示されます。
グリーンは自分が向いている方向に連動して回転するので直感的に見ることができます。
ビヨンドライトプラスのサブ画面
ビヨンドライトプラスのメイン画面の他によく使いそうな画面(機能)を紹介します。
どでか文字画面
ナビ中に左上ボタンを長押しすることで使える機能で
- グリーンバックまでの距離
- グリーンセンターまでの距離
- グリーンフロントまでの距離
をコースレイアウトを省き数値のみを大きく表示します。
個人的にはかなりオススメの機能です!
ビヨンドライトプラスの長所は最低限の機能でシンプルに使え、コスパが良いというところですが、この機能はそのビヨンドライトプラスのメリットを引き立てる機能だと感じます。
普段行っているゴルフ場ならシンプルに距離だけわかればよいというゴルファーはかなり多いです!
コースレイアウト表示機能(拡大可能)
ナビ中に右上と右中ボタン同時短押しで使える機能。
ショットナビのコースレイアウトはドット絵のような感じでかなり不明瞭です。
この機能でコースレイアウトを拡大することで細かなレイアウトを確認することが可能です。
それにしてもショットナビのコースレイアウトのザラザラ感はどうにかならないのか?
ビヨンドライトプラスの操作方法
ビヨンドライトプラスの簡易的な操作方法を図解しました。
基本的にはオートビューチェンジ機能でメイン画面が適材適所で切り替わります。
意図しない画面が表示された場合は右上か右下ボタンで切り替えます。
意図しない画面が頻繁に出る場合やシンプルに距離だけ解ればよい場合はどでか文字機能がオススメです。
タッチパネルタイプではなく、ボタン操作迷子になることが多いのでなるべく操作せずに距離を確認できるのが理想です。
ビヨンドライトプラスの特殊機能・利便性
ビヨンドライトプラスの特殊な機能や利便性を評価していきます。
点数6/10
- フェアウェイナビ機能 3点
- オートビューチェンジ機能 2点
- 国内ゴルフ場100%対応2,000y以上のコース)、全世界6万コース対応 1点
フェアウェイナビ機能
出典:ショットナビ
ドッグレッグや直接グリーンを狙えない場合 、現在地からフェアウェイセンターまでの 距離①と、そこからグリーンセンターまでの距離②の、 3点間の距離が表示されます。
タッチパネルタイプではないですがこの機能を使うと3点間距離のような機能を使うことができます。
また、①と②の合計距離のリアルディスタンス機能や、打ちたい方向に正しいアドレスをとることができるエイミング機能もこのモードで使用できます。
いつもフェアウェイナビ機能は4点加点をつけていますが、ハイスペックな機種だとフェアウェイナビ時は高低差マップも出るのですがこちらの機種は出ないので3点としています。
ちなみにフェアウェイナビはショットナビの特許技術で他社では使うことができない機能です!
オートビューチェンジ機能
出典:ショットナビ
メイン画面3種を現在地を基に適材適所で自動的に切り替えてくれる機能です。
基本的にはこの機能のお陰でプレイ中のボタン操作はほとんどありません
国内ゴルフ場100%対応(2,000y以上のコース)、全世界6万コース対応
出典:ショットナビ
国内100%収録は安心して購入できますね♪
ビヨンドライトプラスのアプリ連携機能
GPS距離計のほとんどの機種はラウンドデータなどアプリで共有したり、データ更新を行うことができます。
アプリ連携で使える機能や利便性を評価していきます。
そしてビヨンドライトプラスのアプリ性能の
点数は6/10点です!
アプリ連携機能数
点数6/8点
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | Bluetooth連携 1 | 〇 | スコアカード作成 1 |
〇 | コースショットデータ 1 | ✖ | ショット分析 1 |
〇 | ピン位置情報設定 1 | 〇 | 歩数計測連携 1 |
✖ | 心拍計測連携 1 | 〇 | データ更新 1 |
ビヨンドライトプラスのアプリ連携はショットナビ3DXというアプリで行います。
アプリ経由だとデータ更新も簡単ですよ!
ピン位置情報のデバイスへの反映はまだこの機能に対応しているゴルフ場が少なく、ほぼできないと考えていただいてよいですが、将来どのゴルフ場でも簡単にピン位置が設定できる日が来るかもしれない画期的な機能ではあります。
特殊機能・利便性
点数0/2点
上記以外の特殊機能や特に利便性の高い機能を紹介。
- 特記事項なし
ビヨンドライトプラスのコスパ
点数20/20
ビヨンドライトプラスのメーカー販売価格は
税込みで22,000円です。
コスパの点数はコスパ値を基に点数つけをしています。
本体価格÷(本体性能点+機能数点+連携点数)=コスパ値
コスパ値 | 点数 |
---|---|
2001以上 | 1点 |
1501~2000 | 3点 |
1351~1500 | 5点 |
1001~1350 | 10点 |
1000~801 | 15点 |
800以下 | 20点 |
ビヨンドライトプラスのコスパ値は448でしたので20点でした。
税込み22,000円という価格で考えれば十分なスペックではあります。
ビヨンドライトプラスをおすすめできるゴルファー
合計点数69/100点
圧倒的なコスパ性能ですが、同じ2万円台にタッチパネルタイプのインフィニティタッチがあるので、個人的にはコチラがオススメというのが率直な感想です。
少しでも安いほうが良いという方はビヨンドライトプラスが選択肢に入るでしょう。
是非購入を検討してみてください♪
本日はここまで!最後までご覧いただきありがとうございました♪