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大手ゴルフ量販店でゴルフ用品販売歴15年、ゴルフ距離計販売500個以上の実績があるあまがみが、商品のメリット、デメリットを伝え、その人にっとって本当に買うべき商品かどうかの目安にしていただけば幸いです。
今回紹介するのは2025年に発売されたFOSSIBOTのF-1000です!





FOSSIBOTはポータブル電源などを販売しているメーカーです!
今回はFOSSIBOTのF1000を
- 本体スペック→50点満点
- 本体機能→15点満点
- アプリ連携機能→5点満点
- コスパ→30点満点
合計100点満点での評価とF1000をおすすめできるゴルファーをお伝えします。



先に簡潔に答えを言ってしまいます!
今回F1000の点数は…
82点です!
本体スペック | 40/50点 |
本体機能 | 12/15点 |
アプリ連携機能 | 0/5点 |
コストパフォーマンス | 30/30点 |



多機能で使いやすくコスパが非常に良い商品です!
そしてF1000をおすすめできるゴルファーは
実際どうしてこのような評価になったのか深掘りしていきます。


FOSSIBOT F1000の本体性能評価
まずはレーザータイプの距離計の精度や防水性、バッテリー性能など本体のスペックに対する評価をしていきます。
レーザータイプのゴルフ距離計はこの本体性能が使いやすさに直結するので非常に重要の項目になります。



腕時計型GPSタイプと違い実際に取り出して操作をする必要があるので本体スペックは本当に重要です!
そしてF1000の本体性能の点数は40/50点です!



以下各項目ごとに深掘りしていきます。
F1000の測定スピード


点数10/10
- レーザータイプの距離計の購入を検討する際に最も重要なスペック
- 測定スピードが速いほど測定がしやすくなる。
- 測定距離が長くなるほど測定スピードの影響が大きくなる。
- 推奨は8点以上で0.3秒以内のスピード。
- 5点以下の0.6秒以上は測定にストレスを感じる場合が多い。
測定スピード | 点数 | 測定スピード | 点数 |
---|---|---|---|
0.1秒以内 | 10点 | 0.2秒 | 9点 |
0.3秒 | 8点 | 0.4秒 | 7点 |
0.5秒 | 6点 | 0.6秒 | 5点 |
0.7秒 | 4点 | 0.8秒 | 3点 |
0.9秒 | 2点 | 1秒以上 | 1点 |
F1000の測定スピードは驚異の0.02秒で文句なしの10点になります。



実際に使用してみましたが計測ボタンを押した瞬間距離が表示されます。特に連続測定すると測定スピードの速さを実感できます!
F1000の最大測定距離


点数8/10
- 測定スピードと合わせて非常に重要なスペック
- 文字通り最大でどれくらいの距離まで計測できるかの数値
- 測定の安定性や精度を求める場合、計測できるのは最大測定距離の半分程度になるので500yまで計測したい場合は最大測定距離は1,000yを選ぶとよい。
- 推奨は6点の800y以上でレーザータイプのメリットを堪能できる。
- 最近はほとんどないが、2点以下の商品は選ばないのが無難。
最大測定距離 | 点数 | 主な用途 |
---|---|---|
1,200y以上 | 10点 | 超ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
1,000~1,199y | 8点 | ロングホールでティーイングエリアからピン位置まで計測 |
800~999y | 6点 | 前のカート位置までの計測 |
600~799y | 4点 | ドライバーショット時のハザード等の距離確認 |
400~599y | 2点 | FW、UTショット時のピン位置までの確認 |
399y以下 | 1点 | アイアン、ウェッジショット時のピン位置までの確認 |
F1000の最大測定距離は3~1,000mです。
ヤード計算すると約1093yなので8点とします。
ロングホールのティイングエリアからのロング測定も問題ありません。



しかも3yから計測可能なので4メートル以上のパッティングにも使えます!
F1000の防水性能


点数4/8
- 基本的にはIPX4以上の性能は持っておきたい
- 雨天使用ならIPX7以上を推奨
点数 | IPコード | 保護の内容(定義) | ゴルフでの使用例 |
---|---|---|---|
0 | IPX0 | 保護されていない | 雨天使用不可 |
1 | IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
2 | IPX2 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
3 | IPX3 | 垂直に15°程度に落ちてくる水滴による有害な影響がない | 雨天使用非推奨 |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない | 霧雨程度の使用可能 |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴水流による有害な影響がない | 軽い雨天で使用可能 |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴水流による有害な影響がない | 雨天使用可能 |
7 | IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、一時的水没耐性 |
8 | IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない | 雨天使用推奨、継続的水没耐性 |
F1000の防水等級はIP54相当です。
小雨やプレー中に急な雨が降って来て少し雨に当たったとかそういうレベルなら問題ないですが、継続的に雨に当たるような使用は控えましょう。



地味に防塵もあるのでしっかり作ってある印象はあります!
F1000のバッテリータイプ・性能


点数2/2
- GPSタイプと違いバッテリーはどのタイプでも長寿命で1シーズンで数回交換・充電する程度。
- どちらかというと充電式のほうが便利でコスパが良い
電源 | 規格 | 点数 |
---|---|---|
充電式 | USB TYPEC | 2点 |
電池式 | CR2電池 1個使用 | 1点 |
F1000のバッテリータイプはUSB TYPECです。


電池のストックを持っていく必要がないですし、USB TYPECなので接続の互換性も高いです。



CR2の乾電池も1個600円くらいするのでそのあたりは節約できます♪
またバッテリーも650mAhと大容量でフル充電で約20,000回使用可能です!



FOSSIBOTはポータブル電源が本業なのでバッテリーは専門分野でこだわりが強いです!
F1000のディスプレイタイプ(文字表示)


点数5/10
- 3点の赤色OLEDから格段に明るく見やすくなる。
- 推奨は3点の赤色OLED以上ですが日中の晴れ、薄曇りしかしない人はここのスペックを落とすことでコスパを重視できる。
- 自動調光機能があると非常に便利。
表示カラー
表示カラー | 点数 | 使用環境 |
---|---|---|
黒色LCD表示 | 1点 | 晴れの日の日中〇 |
赤色LCD表示 | 2点 | 薄曇り〇 |
赤色OLED表示 | 3点 | 雨天、夕暮れ〇 |
赤色&緑色OLED表示 | 4点 | 雨天、夕暮れ◎ |
F1000は黒色LCD表示を採用しています。





雨や霧でも使える性能なのでここはせめて赤色OLEDにしてほしかった…
調光機能
調光機能 | 点数 |
---|---|
自動調光 | 2点 |
手動調光 | 1点 |
調光機能なし | 0点 |
F1000には調光機能はありません。
距離表示単位
調光機能 | 点数 |
---|---|
0.1y単位 | 2点 |
1y単位 | 1点 |
F1000の距離表示単位は0.1y単位で表示します。



50y以内だと0.1y単位での表示は結構重要です
距離精度
調光機能 | 点数 |
---|---|
0.5y程度 | 2点 |
1y程度 | 1点 |
3y程度 | 0点 |
F1000の距離表示誤差は±0.5y程度です。



0.5yの誤差は非常に少ないので高性能といえます!
F1000の重量
点数4/5
- 基本的に軽ければ軽いほど良い
- 男性は350g以下、女性は250g以下なら重たく感じない方が多い
- このサイトでは200g以下を軽量モデルと定義しております
点数 | 重量 | 評価 |
---|---|---|
1点 | 301g以上 | 重ため |
2点 | 251~300g | 一般的な重量 |
3点 | 201~250g | 軽め |
4点 | 151~200g | 軽量 |
5点 | 150以下 | 超軽量 |
F1000の重量は約166gです。
軽量の部類に入り、重量での使いにくさはほとんど感じないでしょう。



実はF1000はマグネット内蔵タイプなのですが、これで166gはかなり軽量だと思います。
F1000のサイズ
点数3/3
- 基本機に小型のほうが持ち運びやすく操作もしやすい。
- 小さいと紛失しやすいと考えるゴルファーもいる。
F1000のサイズは約94.5 × 55 × 33mmで小型に分類されます。
サイズ | 点数 | 基準 |
---|---|---|
大型 | 1点 | 基本的に専用ポーチにて携帯 |
中型 | 2点 | ポケットには入るがタイトなパンツやスカートなどでは違和感を感じる |
小型 | 3点 | ポケットに入れても違和感を感じない |
FOSSIBOTの機種の中でも軽量・小型タイプに分類されます。



側面はクレジットカードほどの面積です!
F1000の加点、その他特記機能
点数4/(2)※2点で100点満点
F1000の加点ポイントやその他特記機能は以下のとおり。
- 専用ソフトケース付き(1点)
- 0.02秒の爆速計測(1点)
- 大容量バッテリー(1点)
- こだわりのボディ素材(1点)
専用ソフトケース付きで1点加点









カラビナ付きでファスナーも斜めに配置されているので取り出しやすいです♪
0.02秒爆速計測で1点加点
0.1秒以下の計測スピードの為1点加点しています。
650mAh(フル充電20,000回使用可能)で1点加点
FOSSIBOTの真骨頂、バッテリー性能が高いので1点加点します。
こだわりのボディ素材で1点加点


この後コスパのところで金額の話は改めてしますが、こちらのF1000はメーカー価格は税込17,980円です。
通常2万円を切るモデルというのはボディ素材が安っぽいプラスチック素材を使うことが多いのですが、このF1000は傷が目立ちにくい表面加工された、結構しっかり目のFPR素材を使用してます。
また、本体素材の一部はヘアラインがクロスされたような表面加工に青光りする素材も使用されており、かなり高級感があります。



正直かなりこだわっていると思います。最初製品を見たとき4万円クラスの製品だと思ってました!
FOSSiBOT F1000の本体機能評価
ここからは実際にラウンドで使う機能の性能評価をしていきます。
そしてF1000の本体性能の点数は12/15点です!



以下各項目ごとに深掘りしていきます。
F1000の機能数
点数9/12
F1000で使用できる主要な機能は以下のとおり
有無 | 機能名 点数 | 有無 | 機能名 点数 |
---|---|---|---|
〇 | 高低差加味表示 2 | 〇 | 高低差表示通知機能 1 |
〇 | 連続測定機能 1 | 〇 | ピン捕捉機能 1 |
〇 | 3点間距離表示機能 2 | ✖ | 音声測定機能 1 |
✖ | 高低差ワンタッチ切替 1 | 〇 | 振動通知機能 1 |
〇 | マグネット内蔵 1 | ✖ | 手ブレ補正機能 1 |



ほぼすべての機能が使える機種です!
機能数は上記のとおりで、F1000で特に使う機能を紹介します。
F1000の基本機能
F1000の計測方法は大きく5種類。
- 直線距離モード
- ピンロックモード
- ピンロック&スロープモード
- 3点間距離モード
- 徐霧モード
以下詳しく解説します。
直線距離モード


- 電源を入れ、モード切替ボタンで直線距離モードを選択(左にSマークが表示)
- 短押しでターゲットまでの距離表示
- 長押しで連続スキャンができる
この機種で一番基本となる測定モード。
ボタン短押しで、ターゲットまでの距離が、長押しで連続スキャンが可能。



コチラは高低差を含めた実際に打つべき距離ではなく現在地からターゲットまでのリアル距離がメインで表示されます。
表示はリアル距離、水平距離、高低差の3つが表示されます。
レーザー距離計で水平距離を出せる商品はあまりない気がします。
※このモードでは競技使用可能ランプが点灯しますが、高低差が表示される点がゴルフルールに抵触しないか現在確認しております。
ピンロックモード


- 電源を入れ、モードボタンでピンロックモードに設定する(ピンマーク表示)
- 電源ボタンを長押しし、ピン周辺をスキャン
- 最も手前にあるピンを認識しロックして直線距離を表示(2回の振動で通知)
ピンを誤認識せず測定したい時に使う機能。
こちらは直線距離のみ表示されます。
競技使用可能ランプが点灯。



実際コースでも使用しましたが素早くピンまでの距離を測定できました!
ピンロック&スロープモード


- 電源を入れ、モードボタンでスロープに設定する(ピンマーク&スロープアイコン表示)
- 電源ボタンを短押しすると、ターゲットまでの実際に打つべき距離が表示
- 長押しするとピンロックモードを併用で使用可能
高低差を加味した実際に打つべき距離を表示するモード。
実際に打つべき距離の他に高低差と直線距離も画面の下に表示されます。



おそらく競技ゴルフ以外だとこのモードを基本使うと思います。
3点間距離表示モード


- 電源を入れ、モードボタンで3点間距離モードを選択(3点間アイコン表示)
- 目標物A(ピン)を捕捉する
- 目標物B(ボール)を捕捉する
- 目標物A⇔目標物Bの直線距離が表示される
F1000は最近注目されている3点間距離表示も測定できます。
3点間アイコンのガイドに沿って計測するだけなので非常に簡単です。
A⇔Bの距離の他に
- 測定地点⇔A
- 測定地点⇔B
の距離も画面の下に表示されます。



いろんな機種を触ってきましたがF1000の3点間距離計測が一番計測しやすいです!
徐霧モード


- 電源を入れ、モードボタンで徐霧モードを選択する(Fアイコンが表示)
- 電源ボタン短押しで霧でも正確にターゲットまでの直線距離を捕捉
天候不良時に霧や雨による測定の干渉を排除し、レーザーの分散が少ないためより正確な測定を得る機能。



大手メーカーで霧に特化したモードはほとんどないので、これは差別化になりますね!
注意点として、大雨や濃霧までは対応できず、誤差が大きくなること、逆に晴れた日に使用しても誤差が生じます。



まだ霧の日での徐霧モードは試してないので検証でき次第使い勝手を更新します。
F1000の特殊機能
F1000の特殊な機能や利便性を評価していきます。
点数3/3(3点で100点満点の設定)
- 3点間距離測定のスロープ計測併用(1点)
- 徐霧モード(1点)
- シンプルな操作性
先述している上記の2点の機能は他社にほとんどない機能なので加点とします。
またF1000の操作性はシンプルで非常にわかりやすく、3点間距離表示も非常にわかりやすいので1点加点とします。
FOSSIBOT F1000のアプリ連携機能
そしてF1000ののアプリ性能の点数は0/5点です!
近年のレーザーゴルフ距離計はアプリと連携して様々な機能を付加できる機種がありますが、
F1000にはアプリと連携する機能は備わっておりません。



アプリ連携せずシンプルに使用するタイプのレーザー距離計です!
アプリ連携有無
点数0/2点
Bluetooth連携 | 点数 |
---|---|
〇 | 2 |
✖ | 0 |
アプリ連携で使える機能
点数0/3点
アプリ連携で使える機能を機能を紹介。
- アプリ連携機能なし
FOSSIBOT F1000のコストパフォーマンス
点数25/30
F1000のメーカー販売価格は税込みで17,980円です。
コスパの点数はコスパ値を基に点数つけをしています。
本体価格÷(本体性能点+機能数点+連携点数)=コスパ値
コスパ値 | 点数 |
---|---|
2501以上 | 1点 |
2500~2201 | 3点 |
2200~1801 | 5点 |
1800~1501 | 10点 |
1500~1201 | 15点 |
1200~901 | 20点 |
900~651 | 25点 |
650以下 | 30点 |
F1000ののコスパ値は360でしたので30点でした。
高0.02秒計測、3点間距離表示、マグネット搭載モデル、さらに徐霧モードもあり2万円以下に抑えたコスパ最強の商品と言えるでしょう。
しかも本体は全く安っぽく見えないのがさらによいです!



しかも定期的に割引キャンペーンも行っているので事実上はさらに高コスパです!
3点間距離表示機能で価格が安いモデルだとグリーンオンのLB01モデル。


またはショットナビのゼビオコラボ商品、スマートアイあたりになります。





このカテゴリではF1000が一番高得点です!
FOSSIBOT F1000をおすすめできるゴルファー


合計点数80/100点
いままで当サイトでオススメしてきたレーザー距離計の中で予算2万円以下なら現状こちらのF1000が最も推せる商品です!



ちなみに楽天李リアルタイムランキングでも1位を獲得しています!
是非購入を検討してみてください♪


F1000のメーカー特設サイトは以下からご覧ください!



本日はここまで!最後までご覧いただきありがとうございました♪